岩をくり貫いたエローラとアジャンタの石窟寺院

  • 世界遺産アジャンタ石窟寺院群の洞窟

エローラとアジャンタはどんな所?

インドに数多くある世界遺産の中で、一番最初に登録されたのがエローラとアジャンタの石窟寺院群です。場所はインド中央部のデカン高原に何十年のかけて岩を掘りぬいた洞窟の寺院があり、その技術はとても繊細で見事。タージマハルと並ぶ、インドで「絶対見なければ損!」の遺跡。実際に訪問すると、特にそのスケールの壮大さを実感できます。

旅の計画

※参考までにアウランガバード(B)からアジャンタ(A)は約100㎞です。

拠点となる街はアウランガバードとなり、ここに空港があります。現在はデリーとムンバイのみ夕方と夜にかけて発着するエアインディア便しか運航していませんが、今後各航空会社が路線を就航させる可能性が高いです。このプランでは、ムンバイもしくはデリーから往復空路をご利用される日程を前提に提案します。

アウランガバードが宿泊拠点にもなり、ここにも歴史的建造物が数々存在します。お帰りの飛行機の発着時刻によって、市内の見どころをカバーする事ができます。

エローラとアジャンタ両方見学するには、2日必要です。

お薦めの訪問時期

旅行者が多く訪れるのは乾季で日中暑すぎない10月~2月ですが、弊社のお薦めはモンスーン(雨季)の7月~9月です。この時期は雨のためオフシーズンで観光客もあまり居ませんが、平均降水量がそれほど高くなく、辺り一面が緑豊かになり、この時期にしか体験できない滝の内側をエローラとアジャンタ遺跡の歩道で体験する事ができます(その時期の降水量にもよります)。また、モンスーンは日中の最高気温が30℃を下回り、涼しくしっとりとした爽やかな時期でもあります。

3月~6月はとても暑く、日中は40℃前後になります。空気は乾燥していますがアジャンタではかなり歩くので、体力が消耗しやすく、あまりお薦めの時期ではありません。

主な見どころ

乾季の世界遺産アジャンタ石窟寺院群全景

<世界遺産>アジャンタ石窟寺院群
地図:A

1819年にイギリス人のジョン・スミス士官が狩りの際虎を追いかけ偶然に発見した断崖にある仏教石窟群。2種類の仏教窟分かれ、1つは僧院もう一つは礼拝堂となっています。第1窟の蓮華手菩薩の壁画は日本の法隆寺金堂内陣の壁画のオリジナルでは言われています。他にも釈迦の前世物語など優れた壁画がの残っており、色彩豊かで美しいです。

アウランガバードの中心部にあるパーンチャッキの貯水池

アウランガバード
地図:B

人口約100万前後、標高約570mのデカン高原に位置します。ムガール王朝時代第6代皇帝であるアウラングゼーブがこの地を首都とし、名前をファテーナガルから現在の名称に変えました。商業都市でありながらもビビ・カ・マクバラや18世紀からある水車による水力発電のパーンチャッキ、そして小さいスケールのアウランガバード石窟寺院群等が見どころです。

ビビ・カ・マクバラを左右対称に正面から撮影した全景

ビビ・カ・マクバラ
地図:B

ムガール王朝の第6代皇帝アウラングゼーブの王妃、ディルラス・バヌ・ベーガムの廟墓です。息子のアザム・シャーにより17世紀後半に建てられました。タージマハルをモデルに建てられていますが、国の財政の関係で大理石はドームと墓標の周りのみとなり、殆どは漆喰です。ミニタージとも、偽タージとも呼ばれていますが、現在では市民の憩いの場になっています。


ダウラタバードの城砦への入口と地元の人達

ダウラタバード
地図:C

ラージャスターン州にあるチットゥールガル砦とメヘラーンガル砦に並ぶ、インド三大砦の一つです。12世紀、ヤーダヴァ朝の首都として造られた要塞。その後、この要塞都市は何度も主をかえ、拡張され、最後はハイデラバードのニザーム藩王国が支配していました。700段もある階段を上りきり、頂上にある宮廷住宅からは素晴らしい景色が見渡せ、心地良い風が吹いています。

アラムギール・ダルガへ上がる階段と黄金のドームとミナレット

アラムギール・ダルガ
地図:C

ムガール王朝時代、タージマハルを建設したシャージャハーン王を幽閉した息子のアウラングゼブ王の霊廟です。タージマハルに眠る父の墓や先祖であるフマユーン王を比べますと、質素ですが、大理石でできており、モスクが隣接されています。アウラングゼブは現在でも地元の人々から尊敬され、贅沢をしない王様として知られました。アウラングゼブは別名アラムギールと呼ばれています。

丘から眺める世界遺産エローラ石窟寺院群の第16窟、カイラーサナータ寺院の全景

<世界遺産>エローラ石窟寺院群
地図:D

仏教寺院群、ヒンドゥー教寺院群、ジャイナ教寺院群と別れており、ハイライトは8世紀に造られたヒンドゥー教寺院第16窟のカイラーサナータ寺院です。シヴァ神の住み処とされるヒマラヤの聖地カイラス山を象徴しており、高さ33m、幅40m、奥行き95mを一枚岩から掘られた寺院です。素晴らしい彫刻に覆われた巨大な芸術作品は見るものを圧倒致します。

エローラとアジャンタ旅行の参考日程

2泊3日;アウランガバード空港発~アウランガバード空港着

行程【宿泊地】
1夕方もしくは夜にアウランガバード空港到着後、専用車にて市内のホテルへ。
【アウランガバード泊】
2専用車にて、世界遺産アジャンタの石窟寺院観光。その後、アウランガバード市内へ戻り、市内観光:パーン・チャッキービビ・カ・マクバラ
【アウランガバード泊】
3ダウラタバードアラムギール・ダルガを見学後、世界遺産エローラの石窟寺院へご案内。その後、アウランガバード空港へ。

お薦めホテル

ヴィヴァンタ・アウランガバード(アウランガバード)
☆☆☆☆☆

アウランガバードで一番設備の整った老舗のホテルです。広大な敷地内には植物が多く植えられており、プールやジム、スパがあります。2つのレストランがあり、一つは多国籍料理が提供され、もう一つは中華料理のレストランです。客室は全部で68室。バスタブは、スタンダードのカテゴリーであるスーペリア・チャーム・ルームと、その一つ上のカテゴリー、デラックス・デライト・ルーム全室にあります。

現地の飲食事情

朝食と夕食はホテルでお召し上がり頂きます。4つ星ホテル以上はビュッフェが一般的でメインでインド料理から西洋料理まで様々な種類からお選び頂けます。

昼食は遺跡の観光客向けレストランでお召し上がり頂きますが、基本はインド料理のみとなり、あまり種類はありません。

現地のガイド、道路事情とトイレ事情

アウランガバード現地には数名のベテラン日本語ガイドがおります。

道路はJICAの援助により、アウランガバード市内からアジャンタやエローラへは快適な道路が敷かれています。

観光地のため、遺跡には比較的清潔なトイレがあり、移動中の際はドライブインにてインド式へご案内が可能です。

注意事項とお問い合わせ方法

<料金に付きまして>
頻繁的な現地の物価上昇のため料金が変動的である事と、弊社のご旅行はすべてオーダーメイドのため、実際にご希望される時期と日程やルートをお知らせ頂いた上、お見積りをさせて頂きます。

<お問い合わせ方法>
お気軽に ej@h2travels.com までお問い合わせ下さい。その他のお問い合わせ方法はお手数ですが、こちらをご参照下さい(新しいタブに開きます)。

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