生きた木の橋を目指して~メガラヤ

  • ライトルム・キャニオンから眺める景観
    ライトルム・キャニオンから眺める景観

メガラヤはどんなところ?

他のインドと比べると面積の小さな州ですが、見所はとても豊富。何泊あっても足りない程、メガラヤ州は観光名所が溢れています。切り立った断崖絶壁の景色が楽しめる渓谷や「アジア一清潔な村」と言われているアトラクション豊富なマウリンノン村、そして世界一の年間降水量を誇るチェラプンジには「生きた木の橋」が幾つかあり、その下には碧く輝く川が流れ、トレッキング天国。また、シングルドロップとしてはインド一落差のあるノーカリカイ滝があります。シロンには湖を眺める落ち着いたリゾートがあれば、チェラプンジには森林の中にあるシンプルなエコのゲストハウスがあったりと、様々なリゾートスタイルもお楽しみ頂けます。メガラヤ州に多く住むカシ族は東南アジアの民族とルーツがあり、地元の言葉は中国語やタイ語の様に単音節声調言語に区分されます。

旅の計画

メガラヤの旅行ルート地図

※参考までにグワハティ空港(A)からチェラプンジ・ホリデー・リゾート(G)までは約180㎞です。

メガラヤの州都、シロン郊外に空港がありますが、現時点ではプロペラ機によるコルカタ便のみの就航で天候に左右されやすいため、少しご不便ではありますがアッサム州にあるグワハティ空港からの発着であれば定期便が多く、安心です。

もし生きた木の橋だけを目的とするならばグワハティ空港から最短で2泊3日、もしマウリンノン村やダウキを訪問されるならもう1泊は必要です。

尚、生きた木の橋へ辿り着くまでには約3,400段ある谷間を上り下りしなければならず、かなり足が鍛えられます。日頃あまり歩かれていませんと、トレッキングはかなりの足の筋肉痛が予想されます事を予めご了承下さいませ。

お薦めの訪問時期

この地域は世界で一番降水量が多く、チェラプンジの平均年間雨量は東京の約8倍あり、しかもその97%は4月~10月の9か月間にまとめて降ります。そのため、もの珍しさで世界一の雨を体験したいという理由が無い限り、モンスーンにあたる5月~9月の訪問はお薦めしません。

モンスーンの終わり頃である10月は良い時期で、朝晩はまだ雨が降り注ぐ日が多いですが滝は水量があって見ごたえがあり、雲が掛かると幻想的になります。

乾季の11月~3月が生きた木の橋を訪れるのに涼しくベストですが、後半になるにつれて滝は水量がかなり減ります。

主な見どころ

ライトルム・キャニオンから眺める壮大な谷の景色と観光客

ライトルム・キャニオン
地図:B

切り立った断崖絶壁の前には開けた谷が見渡せます。標高約1,800メートルあり、正に「東洋のスコットランド」に相応しい高原地帯の景色がここまで来る途中に広がります。道路の先が切り立った崖となり、ここがライトルム・キャニオンです。メガラヤで最もお薦めする景色の良いスポットです。 野良犬が元気に走り回り、付近の村民がスナック等を販売しています。

シロンの市場に並ぶ様々な種類の唐辛子

シロン
地図:C

メガラヤ州の州都です。標高は約1,400メートルあり、真夏でも涼しく、植民地時代はイギリス人に好まれ様々なコロニアル建築物が残ります。高原地帯の始まりでもあり、平地のグワハティから移動すると徐々に東南アジアの香りがしてきます。バザールには地元ではよく食べられている豚肉や様々な種類の唐辛子等、他のインドとは異なる光景です。

バランスをしっかり保っているバランシングロック

バランシングロック
地図:D

自然が造り上げた天然アートです。マウリンノン村手前にあり、小さな岩が巨大の一枚岩を支えている摩訶不思議な石。ちょっと触ったら倒れそうですが、見事にバランスが保たれています。ここに到着するまで、途中切り立った渓谷や尾根沿いに走り、とても景色が良いです。マウリンノンに近づくと標高が徐々に下がって辺りの景色も熱帯雨林の様な濃い緑が現れます。

マウリンノン村にある綺麗に整備された教会

マウリンノン村
地図:D

ディスカバー・インディアという雑誌が2003年に選んだ「アジアで一番清潔な村」がここ。アジア一かどうかはちょっと疑問かもしれませんが、インド一である事は確かだと感じさせられます。村中に竹のごみ箱が設置され、石畳や様々な植物があり、少々観光地化されていますが素朴な面も残っています。100年前に建てられた洋式教会もあり、色々な文化が混ざり面白いです。

空に突き出している竹だけでできた展望台

スリル満点のツリーハウスと展望台
地図:D

マウリンノン村には数々のツリーハウスや木の上に作られた展望台があり、お子様連れには特にとてもお勧めです。上がるまでがスリルがあり、すべて竹でできています。上からの景色が素晴らしく、バングラデシュの田園地帯や渓谷をパノラマで眺められます。

マウリンノン村にある観光客で賑わう生きた木の橋

マウリンノン村の生きた木の橋
地図:D

比較的アクセスのしやすい生きた木の橋です。そのため、観光客でとても賑わっていますが、駐車場から徒歩で片道約20分で到着できます。作り上げるまで数十年は掛かると言われている生きた木の橋は地元の人々による芸術作品でもあり、この技術に圧倒されます。もしダブルデッカーを訪れる場合には、こちらの橋は訪問されなくても良いかもしれません。

ダウキ川のインド側からバングラデシュ側を望む

ダウキ川
地図:E

乾季(11月~2月)には透明度が高く、青く輝くこの川はメガラヤの重要な観光地の一つです。バングラデシュは目と鼻の先であり、この川はバングラデシュへ流れます。バングラ側の街並みも眺められ、外国人でも気軽に訪れられる国境地帯です。

国境のバーが掛かったインド・バングラデシュ国境でインド側からバングラデシュ側を眺める

インド・バングラデシュ国境
地図:E

国境でありながら物々しさは無く、外国人でも近づく事ができます。ゲートの先にはバングラデシュの旗があり、隣国の生活を眺める事ができます。雰囲気の柔らかさはインドとバングラデシュの友好関係がいかに強いかを物語っています。

切り立った崖と雲海を下に眺める

チェラプンジ
地図:F

ギネスブック認定の世界で一番降水量が多い街です。地形が険しく、バングラデシュの平野から垂直1,500mの崖になっている事からモンスーン時には雲を受けやすく、大量の雨を降らせます。景色は美しく、滝が沢山あります。

水が多いマウスマイ洞窟内と歩道の橋

マウスマイ洞窟
地図:F

メガラヤには数多くの洞窟がありますが、その中で最も整備されているのがこのマウスマイ洞窟。長さは150m程ですが、途中狭い穴を通り抜ける箇所があります。雨の量によって水が多く溜まったりしている事があり、濡れやすくなっているのでサンダルで行かれた方が良いです。

モンスーン終わり頃の緑豊かな景色と崖から流れるノーカリカイの滝

ノーカリカイの滝
地図:F

落差は340メートルで華厳の滝よりも3.5倍の高さがあります。シングルドロップとしてはインド最大の高さを誇ります。乾季の始まり辺りが水量も多く見ごたえがあります。滝の下にはエメラルドグリーン色の天然プールがありますが、ここへのアクセスは厳しく、遠くの展望台から眺めるのみとなります。

雲海の上から流れるセブンシスターズの一つ

セブンシスターズの滝
地図:F

断崖絶壁からいくつか滝が垂直に流れ落ちます。北東インド7つの州を「セブンシスターズ」と呼ばれる事から、名前の由来となりました。雨季や乾季の始まりは崖全体が一つの巨大な滝に見える事があります。ここからバングラデシュの平野が眺められ、絶景ポイントになっています。

二重になっているダブルデッカー・ブリッジと太陽の光

ダブルデッカー・ブリッジ
地図:G

チェラプンジと言えば最も有名なスポットが二重の生きた木の橋。通称ダブルデッカー・ブリッジと呼ばれています。アクセスは徒歩のみ。秘境感がたっぷりで周辺の緑は濃く、下を流れる川は青く綺麗です。標高は低くなるので、蒸し暑くなります。この橋は約90年前に作られたと言われています。

エメラルドグリーン色に輝く綺麗な天然のプール

チェラプンジのトレッキング
地図:G

舗装された階段が整備され、至るところでごみ箱があります。途中にスナックや飲み物、食事を提供する山小屋もあるのでフル装備をしなくても楽しめます。ただし、階段はかなり急なので初心者にはかなり辛いかもしれません。その反面、景色はとても美しく、メガラヤ旅行の一番のハイライトと言っても過言ではありません。途中の天然プールで汗を洗うのもとても気持ちが良いです。

ドン・ボスコ北東インド文化博物館の屋上にある螺旋状のスロープ

ドン・ボスコ北東インド文化博物館
地図:C

ドン・ボスコは19世紀のイタリア生まれのカトリック司祭です。メガラヤ州は人口の殆どがクリスチャンで、カトリック教徒が多くなっています。ここには7階建ての北東インド文化を詳しく説明した博物館があり、北東インドに住む様々な部族の生活スタイルや違いを展示しています。屋上にはスカイウォークがあり、シロンの景色を見渡せます。じっくり見ると一日は掛かる博物館です。

メガラヤ旅行の参考日程

3泊4日;グワハティ空港発~グワハティ空港着

行程【宿泊地】
1インド各地より、午前中にグワハティ空港到着。専用車にてライトルム・キャニオンへ。その後、シロンのバザールを散策。
【シロン泊】
2早朝にマウリンノン村へ向けて移動。途中、バランシングロックを見学。マウリンノン村を散策し、ツリーハウスを上がります。お時間があればマウリンノン村にある生きた橋を訪問。ダウキへ移動し、ダウキ川の景色を眺めながらインドとバングラデシュの国境へ。その後、チェラプンジまで移動。
【チェラプンジ泊】
3早朝にチェラプンジの谷をトレッキングし、ダブルデッカーの生きた木の橋へ。午後にノーカリカイの滝セブンシスターズの滝、そしてもしお時間に余裕があればマウスマイ洞窟を訪問。
【チェラプンジ泊】
4朝、シロンへ向けて移動。ドン・ボスコ北東インド文化博物館を見学。その後、グワハティ空港へ移動。

現地のお薦めホテル

ポロ・タワーズ(シロン)
☆☆☆☆

シロン市内では一番設備の整った唯一の4つ星ホテルです。客室以外に4つの飲食店があり、多国籍レストランからバーベキュー専門レストラン、シロンで一番と言われているパブ、そして自家製カップケーキを販売しコーヒーが自慢のカフェとバラエティー豊かです。


リ・キンジャイ(シロン郊外)
☆☆☆☆

シロン郊外に位置するリゾートです。シロンから北側に位置するため、上記ご案内の日程ですと観光地から逆方向になってしまい少々不便な立地ですが、もしシロンでごゆっくりされるのであればとてもお薦めです。湖に面しており、とても景色が良いです。スパの設備とメニューが充実しています。全体的に内装は地元の伝統スタイルで統一された落ちついたデザインです。


チェラプンジ・ホリデー・リゾート

チェラプンジから更にバングラデシュ国境付近に位置し、ダブルデッカーへのトレッキング拠点から近いです。大自然の中にある家族経営のリゾートでアットホームなサービスが自慢。オーナーは地元に精通しており、情報がとても参考になります。お部屋は簡素ですがとても清潔です。地元の豚肉料理がお薦めで、ここでしか召し上がれない伝統的なカシ族の料理を試される事をお勧めします。

現地の飲食事情

シロンはかつて華僑の人々が多く住み、印中戦争後にはほとんどがカナダに移住してしまいましたがその名残として中華料理のレストランが沢山集まります。味付けも優しく、一般的にインドで食べられる「インド風中華」よりも本場に近い味となります。日程の中で一度は必ず中華料理をお召し上がり頂きます。

その他は豚肉中心の地元料理やインド料理が一般的です。地元の料理は一般的なインドカレーと比べますと香辛料使用が少なく、ゆで野菜なども多く、味付けはさっぱり目です。唐辛子が結構使用する場合がありますので、苦手な場合には事前にお申し付け下さい。

ビールはメガラヤで酒造されているマグパイが人気です。

現地のガイド、道路事情とトイレ事情

地元に精通している案内人が必須のため、英語ガイドのみのご案内となります。日本語を話すガイドはデリーから派遣する事が可能ですが、その際、日本語ガイドと現地英語ガイドの2名がご案内させて頂きます。

現地の道路は比較的整備されています。シロンから先は山岳地帯となり、蛇行する道が多いのであまりスピードは出ません。

移動中のトイレは特に心配無く、ドライブインや休憩所が多く道路沿いにあります。

注意事項とお問い合わせ方法

<料金に付きまして>
頻繁的な現地の物価上昇のため料金が変動的である事と、弊社のご旅行はすべてオーダーメイドのため、実際にご希望される時期と日程やルートをお知らせ頂いた上、お見積りをさせて頂きます。

<お問い合わせ方法>
お気軽に ej@h2travels.com までお問い合わせ下さい。その他のお問い合わせ方法はお手数ですが、こちらをご参照下さい(新しいタブに開きます)。

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