ナミブ砂漠とナミビア

  • 砂丘が海に流れ込むサンドイッチ・ハーバー
    砂丘が海に流れ込むサンドイッチ・ハーバー

ナミブ砂漠とナミビアはどんなところ?

世界で最も人口密度の低い国の一つ、ナミビア。日本の約2倍強の国土に僅か250万人程しか暮らしていません。そのため大自然のスケールが壮絶で、特にナミブ砂漠は世界最古の砂漠とも言われ、チリのアタカマ砂漠の次に年間の降水量が少ないとされています。ナミブ砂漠は南北の沿岸を全土横断し、壮大な景観を創り上げています。

旅の計画

※参考までにウィントフック国際空港(A)からスワコプムント(H)まではソッススフレイ(F)を経由して約840㎞です。

ナミブ砂漠旅行の特徴は移動距離が長く、そして大半がアスファルトは敷かれていない砂利道です。その反面、様々な色に変化する砂漠地帯の風景や月面世界の様な景色、そして峠など、景観をお楽しみ頂けます。

当サイトではナミブ砂漠のツアーのみの紹介となりますが、ナミビアではその他伝統的な装飾を身に着けるヒンバ族の村、世界遺産である岩石線画群のトゥワイフェルフォンテーン、野生動物の宝庫エトーシャ国立公園、世界第二の規模を誇る渓谷フィッシュ・リバー・キャニオン、街ごと砂漠に埋もれたゴーストタウン、コールマンスコップ等、見どころは大変豊富です。これらのご手配も可能ですので、希望の際にはお問い合わせ下さいませ。

ナミブ砂漠は二つの「顔」があり、一つは所謂一般的に想像する乾いた内陸地帯の砂漠、もう一つは海の寒流によって蒸気が冷めて湿気を含んだ海岸沿いの砂漠です。両方を訪れるプランをご案内致します。

ご希望であれば、小型機をチャーターしてウィントフックとナミブ砂漠のセスリム間を飛ぶことができます。セスリムではナミブ砂漠をセスナ機で遊覧飛行をする事も可能です。

お薦めの訪問時期

ナミブ砂漠では一年を通して雨量が少ないですが、寒暖の差が激しいです。真冬の最低気温は0℃近くまで下がり、真夏の最高気温は45℃を上回る事も。真冬でも日中は暖かいので、できるだけソッススフレイの訪問は4月~10月がベストです。ただし、同時にハイシーズンであるため宿泊施設の確保がとても厳しくなり、数か月前から手配をする必要があります。

もしエトーシャ国立公園を訪問される場合、6月~8月が水飲み場に集まりやすく、ベストシーズンです。

主な見どころ

ウィントフックのシンボルでもある茶色のレンガで建てられたクリストゥキルヒェ(教会)

ウィントフック
地図:B

ナミビアの首都であり、標高約1,600m、人口は30万人を超えています。観光名所はドイツ領時代に建てられたクリストゥキルヒェ(教会)や政府系の土産物屋のナミビアクラフトマーケット等多少点在しますが、主にアクセスの拠点として滞在する場所です。地方から訪れると車の交通量や高層ビルが並ぶ風景はかなり都会に感じられるでしょう。

スプリートフーフテ峠から眺める荒野とSUV

スプリートフーフテ峠
地図:C

ウィントフックからナミブ砂漠の心臓部、ソッススフレイを目指す際、様々なルートがありますが、その中でもお薦めなのがこのスプリートフーフテ峠を越える道です。国道D1275線上に位置し、ナミビアで一番勾配の急な峠でわずか4㎞の間に1,000mの高度差があります。標高約1,780mあり、山頂には展望台が設けられ、ナミブ砂漠を一望できます。

ソリテールの砂漠地帯に集められたミイラになったビンテージカーの数々とサボテン

ソリテール
地図:D

砂漠地帯に突如現れるオアシスタウン。この地域で生きるための命の源であるガソリンスタンドがあり、何百キロも無人地帯を走った後には新鮮です。ガソリンスタンド脇にはカフェがあり、有名なアップルパイやサンドイッチ各種、コーヒーが販売されています。周りにはビンテージカーの墓場となっていて、写真撮影には欠かせない特徴のある集落です。


セスリム付近の荒野で見かける野生のオリックス

セスリム
地図:E

ソッススフレイがあるナミブ・ナウクルフト国立公園の玄関口となる集落です。日の出から日の入りの時間のみ開園し、入場する事ができます。国営のリゾート一件を除き、すべての宿泊施設は園外にあり、セスリムと周辺には様々な宿泊施設が集まります。セスリムの集落自体はガソリンスタンド、売店、ATMと軽食スタンドがあるのみですが、観光客で賑わいます。

深い渓谷になっているセスリム・キャニオン

セスリム・キャニオン
地図:E

ソッススフレイへの玄関口、セスリム・ゲートから約4㎞離れた場所に位置する渓谷です。その昔、川の水によって削られた堆積岩で、深さ約30m、長さは600mあります。幅は場所によっては2mしかない箇所もあり、今でも自然の池がある事から野生動物が時々水を飲みに訪れるそうです。比較的平坦な地で突如現れる窪みは少し驚きを感じさせられます。

ソッススフレイにあるビッグダディーの砂丘頂上から眺める砂漠地帯

ソッススフレイ
地図:E

ナミビアを観光される多くが必ず訪れたい場所では無いでしょうか。ナミブ砂漠の心臓部にあり、周辺は世界で最も高い砂丘群が集まります。特にビッグダディーと呼ばれる砂丘は約300mあり、頂上から360度の景色が見渡せます。ナミブ砂漠の中でも鉄分を多く含むため、砂がオレンジ色をしているのが特徴です。こんな砂漠でも、オリックスやダチョウが生息します。


白く輝く干上がったデッドフレイとオレンジ色の砂丘

デッドフレイ
地図:F

ビッグダディーや砂丘に囲まれた白く輝く干上がった湖の跡地です。その昔、ここを流れていたツァウチャブ川が氾濫した時にこの窪んだ地に水が溜まりました。今では地割れをしており、水があった痕跡と枯れたアカシアの木だけが残されています。これらの木は600-700年前に生えていたとされ、強烈な日差しにより幹や枝は黒ずみ、極度の乾燥によって腐敗せずになっています。

見事なピラミッド型の形をしているデューン45の全景と前に生えている一本の木

デューン45
地図:F付近

セスリム・ゲートから丁度45㎞の地点にある砂丘として、この様な名前が付けられました。高さは170mで幹線道路から比較的近い位置にあるのと登りやすい砂丘のため、ビッグダディーに並んでソッススフレイ付近で最も観光客が訪れる砂丘となっています。ここの砂は約500万年前のものと推定され、遠くオレンジ川の岩屑とカラハリ砂漠の砂塵が運ばれたとされています。

ワルビスベイの海岸付近に多く生息する大量のフラミンゴの群

ワルビスベイ
地図:G

大西洋側に位置するナミビアの都市としては最大で、人口は約6万です。ここの主な見どころは野生のフラミンゴが多く海岸沿いに生息します。郊外にはナミビア最大級の砂丘、デューン7があり、高さはなんと380mもあります。ただし、ソッススフレイが日程に含まれるのであれば後者の方が迫力があります。雨は殆ど降りませんが、寒流の関係で午前中は霧が張っており、湿度は高いです。


サンドイッチ・ハーバーのラグーンに降り立つ野生のアオサギ

サンドイッチ・ハーバー
地図:G郊外

ワルビスベイから南下してナミブ・ナウクルフト国立公園内に位置する、砂丘と大西洋が交差するところです。海岸には100m以上の砂丘が聳え立ち、潮の関係で通れない場合もあるアドベンチャーたっぷりのドライブです。四駆で無いと訪問は不可ですが、そこには野鳥を中心に多くの植物や動物も生息します。これらは湿気の水分で生きのびていてたくましいです。

スワコプムント市内にある古いドイツ統治時代の建物、ホーヘンツォーレンハウスと交差点

スワコプムント
地図:H

ワルビスベイから約30㎞北上した場所に位置する、人口約4万の都市です。ドイツ統治時代に発展した港町で、多くの古いドイツ風の建物が残り、現在でもドイツ系の住民が多く暮らしています。砂漠の中に現れるヨーロッパ風の街並みはミスマッチでとても面白いです。のんびりとしたシーフードが美味しい街と知られ、生牡蠣の養殖も盛んです。

砂漠に咲くウェルウィッチア

ウェルウィッチア平野
地図:I

スワコプムントから東へ進んだ場所にある、保護区です。ウェルウィッチアは日本語で「奇想天外」と知られる植物で、世界でもアンゴラとナミビアにしか生息しません。その植物が砂漠の中にいくつか点在し、摩訶不思議な光景です。最大は直径約30mあるジャイアント・ウェルウィッチアと呼ばれるもので推定1,000~1,500歳とされています。

現地のお薦めホテル

アム・ワインベーグ・ブティック・ホテル(ウィントフック)
☆☆☆☆☆

ウィントフックの新しい目玉です。全41室ある客室の他、2つのレストランやデリカテッセン、谷を眺められる景色の良いスカイラウンジ、スパ等があり、設備が充実しています。客室はシンプルでも調度品に拘ったモダンなクラシックで、落ち着きます。ここの滞在で退屈する事はありません。


ソッスス・デューン・ロッジ(セスリム)

セスリムの宿では唯一、国立公園内に位置する国営のロッジです。そのため、早朝に砂丘やデッドフレイから日の出を観賞できる特典があります(他の宿泊者は日の出と共に開園するセスリム・ゲートを通らなければいけないため)。客室はすべて独立したロッジで、バルコニーから壮大なナミブ砂漠やオリックス等の野生動物を眺める事ができます。ただし、ロッジ自体の口コミ評価はあまりサービスが洗練されていない等、改善のポイントが多く見られます。また、客室に扇風機はありますがエアコンは付いていないため、日中は真冬以外、暑くなります。


ソススフレイ・ロッジ(セスリム)
☆☆☆☆

セスリム・ゲートから一番近い位置にするホテルで設備が最も充実しています。客室は独立したロッジスタイルで、バスルームはバスタブ付きです。プールや敷地内からはナミブ砂漠を眺められ、野生動物が訪れる事もあります。食事はビュッフェ形式。バー、ビアガーデン、夕日を眺められるサンダウナー・デッキ、オープンテラスのレストラン等、設備は充実しています。500メートル程離れたガソリンスタンドでは売店もあり、飲み物やスナックを購入する事ができます。便利な立地で砂漠の真ん中に居ながら贅沢を体験できるオアシスです。


リトル・クララ(セスリム)
☆☆☆☆☆

セスリム・ゲートから約25㎞離れた広大なクララ私営動物保護区の中に位置する、11室しかない限定された全室スイートのリゾートです。各部屋は独立した現地スタイルのエコなコテージ式で、プールや専用デッキ付き。更に屋上に上がって、希望であれば満天の星空の下でベッドを設置してくれる究極のサービスまで!各ゲストには食事と、砂漠ツアーを含めた1日3回のアクティビティー(朝、昼、夕)が含まれています。レストランの前にはウォーターホールがあり、野生動物が水を求めて集まります。その他、保護区内のサファリや、有料にて気球に乗ってナミブ砂漠の上空を遊覧する事も可能です。


ハンザ・ホテル(スワコプムント)
☆☆☆☆

宿泊客のほぼ半数はドイツ人だとか。ドイツ統治時代の面影を残す、1905年に建てられた歴史のあるヘリテージホテルです。一歩ホテルに入ると、タイムスリップした気分にさせられます。客室はすべて内装が多少異なり飾られている絵画が特徴的です。コロニアル雰囲気があるレストランは評価が高く、宿泊されてなくても一度はディナーに訪れたい場所です。市内中心部に位置し、徒歩圏内にスーパーや買い物ができる店が沢山あります。


ストランド・ホテル(スワコプムント)
☆☆☆☆

ハンザ・ホテルとは全く対照的なモダンでお洒落なホテルです。海沿いに位置し、客室によっては大西洋が眺められます。飲食オプションが幅広く、ミュンヘン風のビアホールから日本人シェフによって仕込まれた寿司バーまであります。地元の人々の憩いの場でもあり、退屈しません。もし施設重視であれば、こちらをお薦め致します。

現地の飲食事情

ドイツの影響を受けているナミビアでは食文化にも表れています。ウィントフックビールは南部アフリカで最も美味しいビールに一つとされ、お隣南アフリカでもよく飲まれている程です。拘りのベーカリーも多く、一般的にパン類は美味しいとされています。スワコプムント等の大西洋側では、シーフードが有名です。スワコプムントでは生牡蠣の養殖もしています。また、ご希望であれば、健康的な先住民族の料理の食堂も案内が可能です。

現地の運転手、ガイドと道路事情

ナミビアでは、ドライバー兼ガイドをご案内させて頂く事が一般的です。その際、専用車とセットでご手配致します。ガイドは基本英語です。

道路事情に関しては、幹線道路のみアスファルトで舗装されており、走行車もあまり無いので概ねスムーズに移動ができ快適です。ナミブ砂漠地帯に関しては大部分が砂利道であり、整備はされているものの揺ればかりは防げないので少々疲れやすいかもしれません。ウィントフックからセスリムの約250㎞、セスリムからワルビスベイの約300㎞はこのようなアスファルトが敷かれていない道路となります。

現地の治安事情

アフリカの中では最も治安の良い国の一つとされていたナミビアですが、人口が急激に増加している首都ウィントフックでは治安の悪化が懸念されています。ウィントフックでは観光中はスリに注意が必要です。

ナミブ砂漠やスワコプムントは治安が良好です。ただし、ガイド無し夜の一人歩きは避けましょう。

ナミブ砂漠とナミビアの参考日程

下記日程はウィントフック・イン、ワルビスベイ・アウトで想定しています。ワルビス空港の発着するフライトはケープタウン、ヨハネスブルグ、ウィントフックのみです。ご希望に合わせ、日程を調整・再提案させて頂きます。

5泊6日;ウィントフック空港発~ワルビスベイ空港着

行程【宿泊地】
1ウィントフック空港ご到着。ウィントフック市内観光へご案内。
【ウィントフック泊】
2専用車にてセスリムへ移動。夕方、セスリム到着。
【セスリム泊】
3早朝にソッススフレイへ。ビッグダディーを登り、デッドフレイへ降ります。その後、ホテルにてご休憩。午後にセスリム・キャニオン見学、もしくはホテルのアクティビティーに参加。
【セスリム泊】
4午前にデューン45を登るか、セスナで遊覧飛行。その後、スワコプムントへ移動。
【スワコプムント泊】
5終日、サンドイッチ・ハーバー観光。
【スワコプムント泊】
6ウェルウィッチア・ドライブへご案内。月面世界の様なムーンランド地形を途中走ります。ジャイアント・ウェルウィッチア見学後、ワルビスベイ空港へ。

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注意事項とお問い合わせ方法

<料金に付きまして>
頻繁的な現地の物価上昇のため料金が変動的である事と、弊社のご旅行はすべてオーダーメイドのため、実際にご希望される時期と日程やルートをお知らせ頂いた上、お見積りをさせて頂きます。

<お問い合わせ方法>
お気軽に ej@h2travels.com までお問い合わせ下さい。その他のお問い合わせ方法はお手数ですが、こちらをご参照下さい(新しいタブに開きます)。

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