ルール好きのシッキム

2019/09/20
ニュースカテゴリー:インド情報

ネパール、ブータン、チベット(中国)に挟まれた小さなヒマラヤ山脈沿いのシッキム州。山奥のイメージがありながら、実はインドで最も発展し、マナー違反には厳しく対処する州の一つなのです。

清潔な州都ガントック中心部の歩行者天国
清潔な州都ガントック中心部の歩行者天国

以前、シッキム料理を紹介した際、この州はインドで一番「エコ」な州に認定され、唯一、出回っている野菜の100%が州内で生産された無農薬のオーガニックのみと案内しました。

色々なルールがあります。違反した場合は罰金です。州都ガントックの例として:

〇州全体が禁煙
〇ゴミのポイ捨て禁止
〇バス・タクシーは専用の乗り場のみで乗車可
〇ゴミの分別:生ごみかそれ以外のごみ箱が支給される

タクシーは専用の乗り場のみにて乗車可能
タクシーは専用の乗り場のみにて乗車可能

↑ちなみにあまりインドでありがちなオンボロタクシーは見かけず、どれもピカピカで内装も清潔でチベット風の絨毯がシートに敷いてあったりしています。

指定されたバス乗り場
指定されたバス乗り場
他州では見られないゴミの分別
他州では見られないゴミの分別

環境に優しく、一般人の生活水準も他州と比べると高いです。

インド政府による住民への優遇措置

生活水準の高さの背景には、シッキムは1975年まで独立した王国であり、インドと併合してから住民の対インド感情を良くしてもらうために、インフラ整備等に力を入れてきました。

また、仮想敵国の中国は最近までシッキムをインド領と認めなく、住民が親中国にならない様に優遇政策をしています。その一つが、所得税が無い事。これはシッキムに限らず、同じく中国と接するアルナーチャルプラデーシュ州やラダックも同様に所得税がありません。

建物が山肌に密集する州都ガントック
建物が山肌に密集する州都ガントック

現に、シッキムと同じ文化圏であるお隣のダージリンは西ベンガル州に属し、優遇措置が無いのでインフラはあまり整備されていなく、貧困問題があり、まるで天と地の違いがあります。なのでダージリンは自立した州とする独立運動が盛んです。

教育と工業が進んだ州

エコだけでなく、意外にもシッキム・マニパル大学など教育面でも力を入れてあり、更には平地が無い場所なのに様々なインド企業の医薬品製造工場が置かれているのです。インド国民食の一つでもある、Wai Waiインスタントラーメンの本工場もなんとシッキムに!

意外な発見が多くあるシッキム。「ヒマラヤのシンガポール」といつか呼ばれるかもしれません(笑)。

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