南アフリカのエネルギーを体験するならタウンシップへ行け!

2019/08/27
ニュースカテゴリー:南部アフリカ情報

世界で最も貧富の格差が激しい国の一つ、南アフリカ。一方でプール付きの広い家が並ぶ豪邸の住居地から道路を少し隔てるだけで、低所得層が暮らす「タウンシップ」と呼ばれる住居地が現れる場合があります。

タウンシップでは失業者が多く、あまり治安が良くないため長らく「観光」で訪れられるような場所ではありませんでしたが、近年になって大都市のタウンシップは現地に精通したガイド付きのツアーで、外国人旅行者も頻繁に訪れられるようになり、人気を集めています。

陽気なタウンシップの住人
陽気なタウンシップの住人

南アフリカの都市部は見た目がヨーロッパや北米の街と変わらなく、近代化をされているので、あまり一般的にイメージする「アフリカ」を感じさせられる事は少ないかもしれない。しかし、タウンシップに行くと、エネルギーたっぷりのアフリカを体験する事ができます。

ヨハネスブルグ郊外には南ア最大のタウンシップ、ソウェトが。ケープタウンでは、ランガ等が観光スポットとして有名です。

こちらでは、ランガにあるタウンシップを紹介します。

立派な建物が並ぶ。。。ここがタウンシップ??

タウンシップに入ると、新しく建てられたアパートが並びます。何だかイメージしていた「低所得層が暮らす」とは違う。

タウンシップの立派なアパート群
タウンシップの立派なアパート群

それもそう。

現在、南アフリカ政府は、一世帯あたりの月給が3,500ランド以下(2019年8月の為替相場で約25,000円)の低所得層の人達に対し、BNG(Breaking New Ground)Housingと呼ばれるプロジェクトで一戸建てもしくはアパート式等の住居を無料で提供しています。一度与えられた家は本人が持ち主となる事ができ、住居後8年間は転売ができないシステム。

そして、家の中にはベッドルーム2室、トイレ、シャワー、洗面台の完備、リビングルーム、そしてキッチン付き!もちろん電力も完備。これって普通の日本の家より全然豪華では!?

タウンシップの政府が支給する住宅
タウンシップの政府が支給する住宅

しかし、無料で提供される以上、建設の需要が追い付いておらず、タウンシップに暮らす皆がこの様な家を今すぐゲットできる訳ではありません。現在BNG Housingのプロジェクトによる家に住めるまでは、数年間待たなければいけない様です。

アパート群を超えると、昔ながらの電気や水道も無いバラックやトタン屋根の集落が現れます。本来のタウンシップです。

昔ながらのタウンシップの光景
昔ながらのタウンシップの光景

生活感がたっぷりある元気な街

正直、昔ながらのタウンシップの生活はとても厳しそうです。狭い家の中に、大家族で住んでいる。家は密集。隙間風があり、冬は寒い。トイレやバスは外にあり、他の住民と共同使用。

その反面、住民は明るく、陽気です。元気いっぱいです。

旅行者に人気があるのは、シェビーンと呼ばれる地元のバーの訪問。ここでは、地酒がバケツの様にでかいアルミの桶に入って、それを回し飲みします。3リッターは入っているのではないかと思われる。見た目も味も濁酒の様です。皆同じ桶に直接口をつけるので、衛生面が気にされる方だと抵抗あるかも(笑)。

シェビーンで回し飲みする地酒
シェビーンで回し飲みする地酒

酒造りは女性の役。

笑顔が素敵なシェビーンで酒造りする女性
笑顔が素敵なシェビーンで酒造りする女性

ところで、旅行者が勝手に彼らの住宅街に押し寄せていいの?と思われるかもしれませんが、観光客が訪れることによって住民が「ガードマン」役として収入を得ることができたり、土産物屋等の経営により現地コミュニティーの活性化に繋がっています。

タウンシップの子供
タウンシップの子供

将来的には政府が提供する無償の住宅により低所得層の人々の生活水準が上がって行くことを期待すると同時に、この元気さもずっと残して欲しいと願うばかりです。

※訪問をする際には、必ずガイド付きをお勧めします。ガイドが現地のコミュニティーにコネがあるからこそ、安全のために現地の住人が旅行者を守ってくれます。弊社のケープタウンやヨハネスブルグ市内ツアーでは、ガイドをお付けしてご案内致します。

ケープタウンのモデルプラン:
https://www.h2travels.com/safrica/capetown/

ヨハネスブルグのモデルプラン:
https://www.h2travels.com/safrica/joburgarea/

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